2018/11/2

情報を見極める(フィッシングメールに注意!)

今朝がた、メールで「Apple」から、購入した記憶のない請求書が…。
メールの件名が「情報の完全なオーダー」となっています。
開いてみると、8000円くらいの請求と、購入の記憶がない場合のキャンセルを促すボタンが。
怪しいと思い、検索をかけるとやはりフィッシングメールでした。
ボタンを押すと、個人情報を開示する誘導があるようです。
 
今でこそ、こういった個人情報を不法に入手する、いわゆる「フィッシング詐欺」は広く知られていますが、それでも慌ててしまう人は少なからずいるのではないでしょうか。
 
少し古いデータですが、2010年の1年間に発信された情報量は、有史以降その前年(2009年)までに発信された情報量の(数千年にもわたる)合計を超えたそうです。
今は2018年。
2010年よりもはるかに多くの情報が、私たちの周りにあふれていることは想像に難くありません。
 
ちょっと信じられないことですよね…。
 
ただ、つい20年、30年前はいわゆる「メディア」に限定されていた情報発信源が、ツイッターやフェイスブックなどのSNSの普及により、今は誰でも発信源になれてしまうわけですから、そう考えると不思議ではないことなのかもしれません。
 
これだけの情報があふれる世の中で、いったいどの情報が本物で、どの情報が(フィッシングメールのような)ニセモノなのか…「見極めていく目」が必要になります。
 
では、どうしたらその「目」が養われるのか?
 
例えば
「受け取った情報をうのみにせず、考えたり調べたりする習慣をつける」
ということも大切なように思います。
 
また、逆に、
「自分が情報を発信することの危険性」
を知ることも、情報の受け手として大切かもしれません。
気軽にツイッターでつぶやいたり、インスタグラムに写真を投稿したりすることが、どういう事態を引き起こすのか、常に想像力を働かせることも必要でしょう。
 
これからの時代は、更に情報化が進んでいきます。
あふれる情報への対応法も、できるだけ早くから学んでいきたいものです。