2018/8/23

夏期講習終盤

早いもので夏休みも終わりを迎えようとしています。
長かった夏期講習も今週で終わります。
中3生に始まる前に予定表を配布した時には、「頑張ります!」という前向きな言葉とともに、「こんなに勉強するの無理…」という声も聞かれました。
ただ、終わりを迎えてみると、「無理!」と言っていた生徒ほど、「思ったより大丈夫でした」「短く感じた」などと言っています。
 
理科と社会はミラクルロードを使って150問~200問の一問一答テストをしました。
講習中は理社の授業は週4回ずつあるので、2日に1回のペースでしょうか。
これも初めは「毎日なんて覚えるの無理だよ~」という生徒も多かったのですが、殆どの生徒が1回で合格していきます。
また、不合格だった生徒も、「授業が終わってから残って再テストします」と自発的に言ってくる生徒が日に日に増えました。
 
人は、やったことがないことをやるときには不安になります。
長時間の勉強も、大量暗記も、経験がないと「できるかな…」という気持ちになるのは当然です。
ただ、やってみると思いのほか「できる」ということが分かるものです。
そして、実際に実行し積み重ねていくことが、「自信」を生み出します。
 
ミラクルロードを使った毎回のテストは、今年からの取り組みでしたが、実は私も「できるかな?」と半信半疑でした。
連日授業がある中で、覚える時間は取れるのだろうか…?
ちょっと無茶な量ではないか…?
などと。
 
むしろ生徒たちが乗ってくれたと思います。
「やります!」
という生徒が、他の生徒を引っ張ってくれました。
その意味では、今年の中3夏期講習は、生徒たちが自分たちで作り上げていった夏期講習のようにも思います。
 
ただ、せっかく覚えた知識も反復しないと忘れます。
また、実践演習を積まなければ、「テストの点数」にはなかなかつながってきません。
この夏の努力を成果に結びつけるには、むしろこれからが大切です。
頑張りましょう!