2018/7/9
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日誌をつけてみよう |
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今年も早くも半分が過ぎました。連日、大きなニュースが多く、それだけに時の流れがより速く感じるのかもしれません。 塾では、期末テストが終わり、現在は中1生、中2生の面談の最中です。 先日、中2のとある生徒とお母様と3者面談を行いました。この生徒(A君とします)は、正直なところ成績が伸び悩んでいます。そこで今回の面談ではその原因をはっきりさせ、どのように改善を図るべきかという点に焦点が当てました。 事前に各教科の担当講師から状況を聞いて面談に臨みますが、どの先生からも良い話はあまりありません。「宿題を忘れがち」「カバンに全てのテキストを詰め込んでいる(にもかかわらず忘れ物もある)」「授業中、目を離すと集中していない」…など。また、当日お母様からもお話を伺うと、ご家庭での行動にもいろいろと改善する余地があることが分かりました。 正直、成績が伸びない生徒に共通の行動パターンですので予想はついていました。 ただ、そういった改善点を指摘するのみでは、生徒はその場で「わかりました」というだけであってほとんど意味はありません。 大切なのは、「どのように変えていくか」です。そこで今回は「約束事(=本人も納得したこと)」をいくつか決めて、とにかくそれを継続していくことにしました。 その中の一つとして、「日誌をつける」ということを提案しました。 日誌は日記とは違い、その日あったことを客観的に振り返り記録するものです。 始めは、毎日同じような内容になると思います。ただ、その同じような毎日の繰り返しの中で、その日の中で良かった点、そして、「もっと良くできたはず」という反省点が、日誌をつけることで見えてきます。 他人に言われてもなかなか変えられないことも、自分で気づくことで改善していく気持ちになるのではないでしょうか。 A君の変化に期待しています!
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