2022/3/31
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学生講師のイノベーション |
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桜の季節を迎え、本格的な春の訪れが感じられるようになりました。 塾は、春期講習真っただ中です。 先日、授業後に3名の学生講師が残って話をしていました。 講師生活4年目となる、学生講師のリーダー的存在のK先生とS先生、そして2年目を迎える女性講師のH先生です。 私が職員室に戻ってくると、K先生から 「塾長、少しお時間いただいてよろしいですか?」 と声をかけられました。 何だろう?と思いつつ聞いてみると、 「今度、学生講師同士で、お互いに生徒への教え方や接し方を学びあう機会を作りたいのですが、どのような形がいいですか?」と・・・大げさではなく感動してしまいました(笑) 今は春期講習中、出勤日が各自イレギュラーになっています。 通常では出勤日が異なる講師同士も顔を合わせる機会が増えています。 本日、K先生は、日ごろ顔を合わせる機会が少ないS先生やH先生の授業を見て、非常に刺激を受けたとのこと。 そして、コロナ禍でなかなか講師同士の交流や学びあいの機会がない状況で、どうしたら経験の少ない講師のサポートができるのか・・・そのことをK先生は考えていたそうです。 K先生やS先生が大学1年のころ(2019年)は、定期的な全体ミーティングや親睦会等で講師同士が連携を深め、刺激を与えあい、先輩講師に学ぶ機会がありました。 その機会がいかに有意義か、身をもって知っているだけに、コロナによって機会を奪われた現状に、K先生やS先生はジレンマが大きかったのでしょう。 残念ながら、まだまだコロナに対する警戒が必要な状況ですので、以前と同じように大勢で集まって・・・というのは現実的ではありません。 ただ、出勤曜日ごとに少人数でグループセッションを行ったりzoom等でオンラインで開催したりといった工夫はできそうです。 何より、学生講師の情熱を具体的な形にして、それを授業に還元していくことができれば素晴らしいことだとも思います。 コロナ禍中、行動も気持ちも制限されることが多いですが、講師達の前向きな気持ちは塾を動かす原動力になっていると実感した次第です。 |
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