2022/3/4

公立高校合格発表

昨日(3月3日)、ネットニュースで、「将棋界の一番長い一日」という記事を見かけました。
読んでみると、棋界最高位である名人に挑戦するリーグの最終戦のことを指して使われる表現のようです。
おそらく、名人位を争うトップクラスの棋士にとって、1年という長い時間をかけて戦ってきた結果がはっきりと現れる日なのだと思います。
 
その意味で言えば、私たちのような地域密着型の塾にとって、公立高校入試日こそが、
「一番長い一日」
と言えるのかもしれません。
 
・・・今年もその1日を迎えました。
毎年のことながら、合格発表の日の朝は、独特の緊張感があります。
例年通り今日は朝から、多くの講師が生徒の結果を聞くために塾に足を運んでくれました。
生徒を待っている間も、一種の緊張した空気が流れています。
 
待つこと30分、まずは今年の合格第一号となるMさんが笑顔で来てくれました。
その後は堰を切ったように、生徒が途切れなくやってきます。
今年度江藤塾から公立高校を受検した中3生は、例年より多めの26人。
直前まで志望校決定を迷う生徒や、また、当初の志望校よりランクを上げてチャレンジする生徒も少なからずいたので、全員合格できるか・・・という一抹の不安がありました。
そのような中、一人、また一人と合格を伝えに来てくれます。
合格の報が増えるたびに、当初の緊張は、安堵や達成感へと変わっていきます。
 
午後8時、全ての生徒から合格の報告をいただきました。
昨年に続いての公立高校全員合格を達成し、講師一同心よりホッとした瞬間でした。
 
これは、何より生徒の努力、そして保護者様のサポートがあって成し遂げられた結果です。
また、全ての塾生や日々の授業をサポートしている講師が、良い雰囲気、勉強に集中できる環境を作ってくれたおかげだと思います。
この場を借りて、心より御礼申し上げます。
 
本日、新中3生(現在2年生)が授業で多く来てくれましたが、
「来年は君たちの番だよ」
と伝えました。
先輩たちの全員合格という快挙に喜びつつ、
「今度は自分たちが受験生になるんだ」
という自覚が芽生え、気持ちが引き締まったのではないかと思います。
 
長い一日が終われば、次は来年の入試に向けて進んでいくのみです。
今年の受験生の皆さん、本当におめでとう!そして有難う!
新受験生の皆さん、来年一緒に喜ぶべく、頑張りましょう!
 
【公立高校合格校】
上尾高校・上尾南高校(2名)・伊奈学園総合高校・岩槻高校・浦和北高校・浦和西高校(2名)・大宮北高校・大宮光陵高校(4名)・大宮南高校(3名)・大宮武蔵野高校(2名)・県立川口高校・県立川越高校・戸田翔陽高校・与野高校(5名)   (高校名50音順)