2021/10/16
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北辰テスト |
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早いもので10月半ばを迎えました。 秋の日はつるべ落としのごとく、と言いますが、日が暮れると肌寒さを感じられるようになりました。 先日、第5回北辰テストの結果が返ってきました。 北辰テストの結果が郵送されてきた日は、講師が担当生徒の結果を記録したり、数名の講師で課題を共有しあったりという光景が繰り広げられます。 結果の冊子は争奪戦?になるので、塾長が北辰の結果を確認するのは講師が出勤する前か、授業後全員が退勤した後になります。 その日、授業後に一人ひとりの結果を分析しました。 第4回(9月実施)に比べると、およそ3分の2の生徒が上がっており、3分の1の生徒が下がっていました。 現実的には「右肩上がりに」というのは難しく、上下を繰り返しつつ伸びていく、という形が一般的ですが、今回大きく(前回比偏差値5以上)成績を伸ばした生徒は、これまで伸び悩んでいた生徒が大半でした。 これまで北辰テストの結果が返却されるたびに悔しい思いをしていた生徒たちですので、「上がったね!」と声がけするととても嬉しそうに返事をしてくれます。 反面、今回少し下がってしまった生徒は、前回大きく伸びた生徒が大半でした。 そういった生徒たちには、下がったときの気持ちの持ちようと取り組みの重要性を伝えます。 下がってしまうとモチベーションが落ちる生徒がいますが、そこで気持ちを切らさずに努力を継続できれば必ず成績は再上昇します。 一人ひとりの結果に目を通してみると、いろいろなことが分かります。 例えば、上がった生徒や下がってしまった生徒の要因を探ると、やはり何らかの思い当たる理由が存在します。 結果の多くには原因があり、その原因を認識し改善を図ることが重要になります。 北辰後の授業風景を見ていると、多くの講師が担当生徒と北辰の課題を共有し、一緒に解きなおしをしたりアドバイスをしたりしています。 中には、授業後に生徒の悩みを聞き出し、コーチングをする講師もいます。 これは塾長から指示されてのことではなく、講師や生徒が自発的に行っており、そのことをとても嬉しく感じています。
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