2019/8/13

顕在意識と潜在意識③

…長くなりました。
 
ではどうすればよいのか?
ということですが、
 
「潜在意識を変えるには、まず脳をだますこと」
と、大谷翔平選手や川島永嗣選手を指導した、脳科学会の第一人者である西田一見先生は言っています。
(「脳だま」というらしいです)
 
具体的に言うと、
「なりたい自分になり切って行動することで、なりたい自分にふさわしい行動が習慣化される」
ことがコツになります。
 
例えば、偏差値50の生徒が「偏差値60になりたい」
とすれば、
「すでになり切った自分をイメージして、それにふさわしい行動を意識的に取り続ける」
ことです。
もちろん、偏差値50の生徒には、60の世界は具体的には分からないかもしれません。
ただ、身近にいるそういった人たちを意識して観察することで、いろいろと学ぶ(真似る)ところが見つかるはずです。
 
それを意識して行動し、習慣にしていくことで、潜在意識が書き換わり、そして日々の顕在意識も変化していくという図式になります。
 
例えば、上記の川島選手は、浦和東高校在学時から、
「ヨーロッパで活躍するゴールキーパー」をイメージして、
語学の勉強をしていたそうです。
 
まず、なりたい自分を明確にイメージすること。
そして、それにふさわしい言動を意識的に行うこと。
 
川島選手や大谷選手ほどではなくとも、そのことで大きく変わっていった生徒は過去にたくさんいます。
今、伸び悩んでいる人にとって、試してみる価値はあるかもしれませんね。