2018/9/15

北辰結果を受けて

9月2日(日)に実施された、4回北辰テストの結果が出ました。
夏期講習を受講した中3生については、1名、0.4ポイント(5教科)下がってしまいましたが、あとの15名は全員UPを果たしました。
 
中でも、大幅アップを達成した教科が理科でした。
塾全体の平均としては7。
また、10以上のアップを果たした生徒が全体の4割近くに達しました。
特に、E君は15ポイントアップ!
 
このE君は、勉強が嫌いで嫌いで仕方がない…という生徒でした。
余りにも勉強をしないので、成績も当然伸びません。
ただ、この夏、理科と社会のミラクルロードを懸命に覚えていました。
それは、これまでにないような真剣な表情でした。
授業内で行う1回目のテストは毎回不合格でしたが、再テストを受けて少しずつ合格していきます。
これまでならばすぐにあきらめていたところ、夏期講習のハードスケジュールにもかかわらず「再テストします!」と食いついてきていました。
 
対照的にK君は、夏期講習中のテストはすべて1回で合格、また、アシスタントティーチャー(※)として、上記E君にも分からないところを教えたりと夏期講習中よく頑張っていました。
夏期講習最後の塾内の模擬テストも上位に入り、北辰を楽しみにしていました。
ところが、結果はわずかに上昇しただけ…
結果が返却された日は、非常に落ち込んだ表情で塾に来ました。
ただ、K君はその日、
「12月までに絶対に8偏差値を伸ばします!」
と、皆の前で力強く宣言しました。
3カ月間で、その目標を達成するストーリーは描けているはずです。
 
9月末から、中3生は、学力調査・北辰・中間テストと、重要なテストが目白押しです。
結果を残すには夏に頑張ったことを、今もう一度しっかり反復すること。
理科は、ミラクルロードの一問一答を毎週200問以上テストしています。
ちなみに今日は電流・地層・地震・化学変化の分野の再テストで、
トップのIさんは、276問中274問、2位のNさんが272問、3位は上記K君で、270問正解でした。
 
徹底的に反復し、完璧にすることで大幅UPが見込めます。
頑張りましょう!
 
※アシスタントティーチャーとは、演習の時間にその教科が得意な生徒が立候補し、苦手な生徒に「教える」という制度です。
知識を完全に自分のものにするには、他人に教えることこそ最も効果的な方法であると考え、昨年の夏期講習から始めました。